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味の素冷凍食品(株)の
環境への取り組み

持続可能な社会の実現に貢献するために、味の素冷凍食品(株)では、
地球環境と調和した企業活動の継続的改善に努め、環境負荷低減の取り組みを行っています。

温室効果ガス削減

製造時の温室効果ガス削減

温室効果ガスの発生が少ない製造設備や燃料への変換に取り組んでいます。

1

フリーザー・冷凍冷蔵庫の脱フロン化

20年間に亘って計画的な更新を実施し、冷凍食品業界で初めて、国内全工場の大型フリーザー(製品を急速凍結する設備)で使用しているフロン(HCFC冷媒)を全廃し、自然冷媒への転換を完了しています(2021年3月)。
この脱フロン化により、フロン(HCFC冷媒)総保有量約70t削減、CO2排出量換算126,700t-CO2(42,000世帯分の年間CO2排出量に相当)削減を実現しました。
今後は、冷凍・冷蔵庫などに使用される冷媒を GWP150 以下、もしくは自然冷媒への転換を目指します。

※当社調べ

国内工場での脱フロンへの挑戦を描いたドラマ
「青空との約束 ~味の素冷凍食品の果てなき挑戦~」吉本興業チャンネルで公開中!
※当社は 2023 年から吉本興業ホールディングス株式会社との取り組みを開始し、当社の4つの独自価値「おいしさ No.1」「楽しさ」「健康・栄養」「環境への配慮」を、より生活者に分かりやすくお伝えすることを目的に、動画コンテンツ制作やイベントを実施しています。
フロンとは?

フロン(CFC,HCFC)は1928年に開発され、冷蔵庫の冷媒など様々な用途に活用されるようになりました。
1974年フロンが大気中に放出されるとオゾン層を破壊してしまうことが解明され、世界中で大問題となり、生産や消費が規制されました。
そのためオゾン層を破壊しないフロンとして、代替フロン(HFC)が開発され普及されました。
ところが、代替フロンは地球温暖化をもたらすことが判明、2016年に代替フロンも規制の対象となり、今後、先進国は2036年までに代替フロン(HFC)85%削減が義務付けられています。
(出典:経済産業省HPより一部抜粋)

2

温室効果ガスの発生が少ない燃料に転換

工場で使用する燃料は、重油やLPG(液化石油ガス)から、CO2の発生が少ない都市ガスやLNG(液化天然ガス)への転換を行っています。
また、揚げ物調理で使用済みになった植物性油をバイオ燃料として再利用することにより、CO2排出量を削減しています。
このような活動により、国内工場のCO2排出量は年間5,440t削減することができました。

CO2排出量
年間5,440t削減
バイオ燃料とは?

石炭や石油など地下から得られた燃料(化石燃料)に対し、使用済み植物油など植物より得られる燃料をバイオ燃料と呼んでいる。化石燃料を燃やすと大気中のCO2は増加するが、バイオ燃料から発生するCO2は空気中から吸収されたものなので、CO2の発生はない燃料とみなされている。

3

蒸気エネルギーの利用

空気を圧縮し様々な機械の動源力となるコンプレッサーは電気駆動が一般的ですが、蒸気で駆動するコンプレッサーを導入しています。
この蒸気駆動のコンプレッサーは、従来捨てていた蒸気の熱エネルギーを駆動源として有効活用することで、CO2排出量の削減に繋がります。
また、空気圧縮時に発生する圧縮熱を熱回収して他の機材の予熱に利用することも合わせて行うことで、国内工場のCO2排出量を年間410t削減することができました。

CO2排出量
年間410t削減

輸送時の温室効果ガス削減

温室効果ガスの発生が少ない配送方法への変換に取り組んでいます。

1

モーダルシフト

2000年度よりトラック輸送から鉄道および海上輸送への転換「モーダルシフト」を推進し、長距離輸送における環境負荷の低減に努めてきました。
トラック輸送から切り替えると、二酸化炭素(CO2)排出量は、鉄道で約10分の1、船舶で約5分の1になります。
(国交省HPより抜粋)

トラック輸送から鉄道/海上輸送へ
エコレールマーク
とは?

鉄道貨物輸送を積極的に活用し一定割合以上利用している企業・商品の認定マークのこと。企業広告や商品に表示を認めている。味の素冷凍食品(株)は、第1回(2005年5月)より「エコレールマーク」企業に認定されています。

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共同配送

私たちは地域の配送においても環境負荷を削減するため他の冷凍食品メーカーと共同配送を進めております。1999年に株式会社ニチレイフーズ様、株式会社ニッスイ様とスタートした共同配送は、全国の様々なエリアへ順調に拡大し、CO2の削減に貢献しています。

冷凍食品メーカー他社と協力
味の素冷凍食品(株)の環境への取り組み