STAFFINTERVIEW

研究・開発系

研究・開発センター
商品評価グループ

2017年入社
生命科学研究科修了

【作り方】をつくる

商品評価グループに所属し、商品の使いやすさを調査したり、美味しさを数値化したりする仕事をしています。これまでで一番印象に残っている仕事は、『ギョーザ』のパッケージ裏面に記載している【作り方の表記】の見直し。具体的には、「どのようにすれば消費者に調理のポイントを伝えられるか」という点に着目し、【作り方】を理解して調理していただけるかを検証しました。実際の調理行動を観察していて驚いたのは、【作り方】の目安は1~2分なのに対し、実際にはそれ以上かかる人が多いということ。さらに、【作り方】を見て調理しているにもかかわらず、わかりにくくて失敗する人も少なくありませんでした。そこで、どこがわかりにくかったのかを消費者にインタビュー。インタビュー内容と併せて調理動画を何度も見返すことで消費者の行動心理を理解し、「実はこの部分に困っているのでは」という部分を明らかにしていきました。理想は、一目見ただけで作り方がわかること。目に入るところに大切な情報を置いたり、文言を試行錯誤したりしました。そして、ガスとIHなど調理環境によっても出来上がり時間に差異があることから、「1~2分」という時間表示はなくし、代わりに写真を見て焼き上がりの状態を判断してもらえる表示方法に変更。関係者とのディスカッションを重ね、納得できるものが出来上がりました。

自分自身も『ギョーザ』を上手く焼けなかった。

私たちがパッケージ裏面の【作り方】にこだわるのは、「キッチンバリューチェーン」という考え方が関係しています。キッチンバリューチェーンとは、店頭で並んでいる商品を見て、買って、作って、食べて、ゴミを捨てるまでの一連の流れのこと。当社はそのすべての流れの中で価値を高めていくことを大切にしているため、商品の味だけでなく使いやすさにも手間をかけているのです。ちなみに、『ギョーザ』の【作り方】に携わらせてもらったのは入社1年目の10月のこと。いきなり当社の主力商品に関われると思うと、すごくワクワクしましたね。とはいえ、当然、先輩たちに比べると経験が不足しています。そこで、私は自分の強みを生かすことを考えました。当時は私自身、ギョーザを上手く焼けない人だったため、逆に言うと一番消費者の気持ちがわかると思ったのです。学生時代には「新商品を作りたい」という思いがありましたが、入社してから、現状の商品にもまだまだ良くなる可能性があることを知りました。商品づくりというと味や食感の開発など商品そのものに着目されがちですが、商品パッケージも消費者と私たちとの大切な接点です。私たちのやり方次第で、お客様の商品に対する満足度が大きく変わる可能性がある。仲間が作った商品を美味しく調理して食べてもらうための情報収集を最前線で行える仕事に、大きなやりがいを感じています。

一日の生活

9:00~ 出社、メールチェック
9:30~ 調査資料作成
10:30~ 打ち合わせ
11:30~ ランチタイム
12:30~ 調査準備
13:30~ 調査実施(官能評価)
15:30~ 調査結果まとめ
17:30 退社

冷凍食品はこれからもっと成長していく。

大学時代は微生物や酵素に関する研究を行っていました。その当時から化学分野における味の素グループの論文や特許の多さから「技術力の高い会社」という印象を持っていました。ただ、私は技術開発よりも、技術を生かしてより良い商品を作ることに興味があったので、最終製品に特徴のある当社を志望していました。年々ニーズが高まっている「冷凍食品」にも惹かれるところがありましたね。冷凍食品は食品業界の中では歴史が浅く、技術的な伸びる余地を感じたのです。成熟している分野よりも、まだまだ伸びていく、成長や変化が起きるところのほうが自分は楽しめると思いました。今後は、商品づくりのための情報収集の量と質を高めていくことが目標です。同じような調査を行っていても、毎回「新たな発見」がたくさん出てきます。より消費者のことを理解できるように調査の手法を検討していきながら、商品づくりに活かしていきたいです。

会社の好きなところ

自分のやりたいことや新しいことへの挑戦を後押ししていただけるところ。
1年目でこれだけの仕事をやらせていただけて、日々やりがいを感じています。

私の好きな冷凍食品

『ギョーザ』です。羽根が簡単にできてかつおいしい所が好きです。
皮・具材・羽根にこだわっていますので、【作り方】を見ながら作っていただけると上手く出来ると思います。

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