STAFFINTERVIEW

研究・開発系

生産本部 関東工場
開発導入グループ

2002年入社
生物資源学研究科修了

なければ、つくる。

入社以来16年間さまざまな部署を経験してきましたが、2018年からは開発導入グループで主にラインマネジメントとプロジェクトマネジメントの仕事をしています。1年間で関わったのは、2つの生産ラインの立ち上げ。中でも感慨深いのは、『ギョーザ』の新ラインの増設です。もともと2列だった生産機を3列にし、生産量を上げるというものでした。新しい機械の設置自体は予定通り進みましたが、いざ生産し始めると、数百パック分の廃棄が出てしまうという問題が発生してしまいました。原因は、蒸し庫のトラブル。ラインの流量が増えたことにより、蒸し庫内での熱のかけ方も調整する必要が出てきたのです。これは、設計開発段階では予想できないこと。実際に連続稼働させてみて初めてわかったことでした。ちなみに、生鮮原料の状態は毎日少しずつ異なりますし、日本には四季があります。生産活動中に生じる日々の変化は、当然、起こるものとしてとらえ、それに対応し、安定的に目標とする品質を再現し続けるのが、私たちの仕事。自らの裁量で、技術的な視点から対策を立案・実行し、その効果を自分の目で確認できることは、開発導入の大きな魅力のひとつです。その際に大切なのは、どういう自然科学の原理・原則に基づいて課題を解決するかということ。学校で学んださまざまな知識も、ここで役に立ってくるのです。一方で、マネジメントでは、プロジェクトのメンバーがそれぞれの能力を最大限発揮し、チームとして結果を残すことが求められます。プロジェクトでメンバーが楽しそうに働いている姿を見ると、安心しますね。

一貫しているのは、会社を強くするということ。

プロジェクトマネジメントの仕事では、これまでのさまざま部署での経験が生かされています。たとえば入社3年目に配属された研究グループでは、当時まだ市場になかった自然解凍の冷凍食品をつくるための技術開発を担当。9年目には出来たばかりの商品評価グループで、システム化されていなかった官能評価を数値化。入社13年目には、企画推進グループで知的財産・契約担当になり、積極的に特許を出願・権利化したり、味の素グループ内外との連携を推進したりしました。これらに共通しているのは、「味の素冷凍食品にはなかった新しい能力を企業として獲得させていく」ということ。周りを見て「困っているな」と思っていると、自分がその仕組みづくりに携わることになることも少なくありませんでした。今の部署では初めて生産ラインの立ち上げに携わりましたが、さまざまな分野に触れてきたおかげで、チームとして、常に前向きに最善解を追求することが出来ました。私はよくプロジェクトのことを「お祭り」と表現しますが、どんな仕事でも、みんなでどう楽しむか、どう熱くなるかが大切だと思います。それに、テーマが変わるだけで、課題解決するということは変わりませんからね。

一日の生活

8:00~ 出社、各ラインの業務報告を確認、各報告書確認・承認、メールチェック
9:00~ 開発プロジェクトWebミーティング
10:30~ 品質保証部・原材料部と法対応についてWebミーティング
12:00~ 昼食、グループミーティング
13:00~ 工場管理職ミーティング、メールチェック
14:00~ 工場内の各種委員会へ参加
15:30~
包材メーカー、原料メーカーとの打合せ
16:30~ プレゼン資料作成、メールチェック
17:00 退社

経営にも挑戦していきたい。

就職活動中は医薬系の企業に行こうと決めており、ほぼ唯一の食品メーカーが当社でした。じつは、当時は食品への興味さえ殆どなかったのです(笑)。しかし、面接を受けた際に、「変な会社だな」と気になった自分がいました。味の素グループの知名度はあるし、業界でもそれなりの規模なのに、企業として持つべきいろいろな仕組みができていない。「まだ発展途上の会社だからこそ、きっとこの会社はもっと大きくなる」と思いました。それに、医薬系に比べて自由にやれることが多いだろうということにも魅力的に映りましたね。今振り返ると、自分たちの力で強くしていける場所を探していたのだと思います。そして、それから16年が経ち、売上・利益とも大きく伸長しました。組織は洗練され、役割分担が進み、業務も以前とは比べものにならないくらい効率化されています。ただ同時に、昔よりもワクワクするような革新的なことにチャレンジしにくくなっていると感じる自分がいます。自分も、仕組みを作ってきた一人ではあるのですが(笑)。今はそれをどう壊し、どう両立するかを考えています。会社と一緒に、私自身もまだまだ成長し続けていきたいですね。

会社の好きなところ

物事を決めなければならない時に、決断することから逃げる人が少ないところです。
プロジェクトを迷走させずに進められるのは、メンバーの前向きな意思決定があってこそだと思います。

私の好きな冷凍食品

『ギョーザ』です。開発グループにいた頃に連結餃子をつくり、その後に羽根の素の特許も幾つか出願したので、思い入れが強い商品ですね。

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