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2015年度 REPORT Vol.4 2015年度プロジェクト活動レポート がんばろう福島、農業者等の会 活動報告

「里山ガーデンファーム」で、稲刈り・脱穀作業・除草作業などをお手伝いしました!2015年11月7日(土)福島県二本松市にて
稲刈り・脱穀作業をお手伝いしました

福島県内のおよそ50軒の農家が集まり、地元の農作物を消費者に直接届けている「特定非営利活動法人 がんばろう 福島、農業者等の会」。

この日、味の素冷凍食品の社員ボランティア32名は、団体の拠点である「里山ガーデンファーム」を訪れ、7月のツアーの際に雑草取りをした田んぼで、黄金色に輝く稲穂の刈り取りと脱穀作業を行いました。

ボランティアスタッフ全員が、汗をかきながら
稲刈りのお手伝いをしました

鎌とコンバインを使って稲刈り。収穫の苦労を体感

「里山ガーデンファーム」の代表・齊藤理事長の案内で、田んぼに降り立ったボランティアメンバー。それぞれが鎌を手に、稲穂の束を刈り取っていきます。「コツが必要で、難しいですね」と話す女性は、11月の寒空の下、すでに額に汗を浮かべています。刈り取った稲を運ぶ人、刈り取った稲をコンバインで脱穀する人など、自然と役割分担が決まり、午前と午後に分かれて作業をしました。

かねてから過疎で深刻な農業問題を抱えていた二本松市ですが、震災後の風評被害でさらなるダメージを被りました。
福島第一原発周辺地域で休耕地が増えた結果、カメムシが異常発生し、カメムシに食べられたコメは黒くなってしまうため出荷ができずにいました。
そこで「里山ガーデンファーム」では、本プロジェクトで集まった支援金を利用して、米の色彩選別機を導入。
放射能検査を受けて、安全と判断されたお米を全国のみなさんにインターネットを通じて販売することができるようになりました。

支援金で購入した、米の色彩選別機

今回、ボランティアメンバーがお手伝いして収穫されたお米は、乾燥機の中で丸一日乾燥させたあと、籾擦りを行ってから玄米として出荷されます。参加者は「遠くにいると感じないけれど、この東北ではまだ震災は終わっていないということを感じました」と感慨深い様子でした。

特定非営利活動法人
がんばろう福島、農業者等の会
齊藤 登 理事長

放射性物質が検出されていないにもかかわらず、福島のお米の風評被害はますますひどくなっています。そんな中私たちは、ありがたいことに、みなさまからのご支援もあって直接消費者の方とつながることができています。私たち「里山ガーデンファーム」では、愛媛県から取り寄せた納豆菌を培養し、それを田んぼにまくことで、お米をよりおいしくしています。今回みなさんに刈っていただいたお米は、30kgの袋28袋分ほど。これから、全国のみなさんにお届けできるのを大変うれしく思います。

今回ボランティアメンバーがお手伝いしたのは、2反分の田んぼです。

コンバインで米と茎を切り離す脱穀を行いました。

今回収穫されたコシヒカリ。
全国の皆様にお届けします。

おいしい芋煮とギョーザで昼食

昼食には、二本松農園のスタッフの方にご用意いただいた味の素冷凍食品の「もちもち厚皮 水餃子」入りのギョーザスープと豚汁、地元の名物「いか人参」などが振る舞われました。

その他、炊き立ての新米や郷土料理「芋煮」も並び、旬を感じる料理で作業の疲れも吹き飛び、みんなが笑顔でごちそうを楽しみました。